Japanese
English
特集 Interventional Radiologyの現況
消化管・腹腔内出血
Therapeutic angiography of gastrointestinal bleeding and intraperitoneal bleeding
佐伯 光明
1
,
石川 徹
1
Mitsuaki SAEKI
1
,
Tohru ISHIKAWA
1
1聖マリアンナ医科大学放射線医学教室
pp.1667-1675
発行日 1987年10月20日
Published Date 1987/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209842
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Interventional radiologyは近年急速に発展しつつある分野であり,各々の施設において独自の工夫がなされており,臨床的効果も上がつてきている.緊急の消化管出血に対するアプローチは施設により様々であるが,救急医療の場においては内視鏡検査の役割が大きいのが現状である.しかし血管撮影による止血法の有用性は欧米において高く評価されているが,本邦では未だ一般化されていない.今回は血管撮影の手技を応用し,消化管出血に対するアプローチおよび治療について言及する.救急医療にたずさわる臨床医にとつての一助となれば幸いである.
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