特集 [施設別]悪性腫瘍治療方針のプロトコール
食道癌治療のプロトコール—久留米大学医学部第1外科
掛川 暉夫
1
,
藤田 博正
1
,
山名 秀明
1
Teruo KAKEGAWA
1
,
Hiromasa FUJITA
1
,
Hideaki YAMANA
1
1久留米大学医学部第1外科
pp.715-724
発行日 1987年5月30日
Published Date 1987/5/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209702
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はじめに
当教室で治療の対象となる食道癌の大半は進行癌であり,その治療成績は満足すべきものでなく,治療法その他で改善すべき余地はまだ大きいと考えられる.教室では1985年(昭和60年)より,治療方針,手術術式などを多少変更し,その治療成績を検討中である,現在,この方針の是非を論ずるまでに至つていないが,ここでその内容を紹介し,ご批判を仰ぎたい.
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