座談会
胆道手術のDo's & Dont's—胆摘から再建まで
原田 昇
1
,
佐々木 睦男
2
,
竜 崇正
3
,
宮川 秀一
4
,
高田 忠敬
5
1長崎大学医学部第2外科
2弘前大学医学部第2外科
3千葉県がんセンター外科
4藤田学園保健衛生大学外科
5帝京大学医学部第1外科
pp.359-370
発行日 1987年3月20日
Published Date 1987/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209653
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胆道手術は,画像診断法の進歩とも相俟つて,第一線外科医が最も遭遇する機会の多い手術のひとつになつてきた.キャローの三角部に代表される解剖学的繁雑さと,より細かい手技が必要とされる肝管,胆管,門脈,血管等の処理は,それゆえに外科医の醍醐味と,その技量を問われる手術のひとつに数えられている.
本座談会では,この領域の術者の立場あるいは前立ちの立場として豊富な経験をおもちの4先生に御参集いただき,各先生の工夫,その拠りどころを高田先生の御司会で臨場感あふれる形でひき出していただいた.
Do's & Don'tとは,さしずめ,やるべきこと,やつてはならないこと,とでも解すべきか.
手術場での討論を彷彿とさせるこの座談会が読者諸先生の明日からの臨床にお役に立てれば幸甚である.
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