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特集 外科医が使える形成外科手技
手技応用の実際—乳房と胸壁
Reconstructive surgery of breast and chest wall
坂東 正士
1
Masashi BANDO
1
1東京都立駒込病院形成外科
pp.205-214
発行日 1987年2月20日
Published Date 1987/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209632
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乳癌手術やその後の変形,放射線潰瘍の治療に有効と思われる遊離植皮術および筋皮弁移植術について,著者らが行つている手技を紹介した.遊離植皮術では分層植皮がよい場合が多く,皮膚の保存,delayed skingraftも考慮されるべきである.乳癌手術後の乳房再建や胸壁の潰瘍,欠損には各種の筋皮弁(広背筋,腹直筋,大胸筋)が適している.これら手技は特殊ではなく,簡明平易であるので,きわめて有効と考えられる.
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