Japanese
English
臨床研究
マムシ咬傷155例の臨床的考察
The management of mamushi bite:155 cases in Unnankyoson Hospital
末廣 和長
1
,
山下 素弘
1
,
大谷 満
1
,
阿方 勉三
1
,
上平 敦
2
,
増谷 正人
2
Kazunaga SUEHIRO
1
1雲南共存病院外科
2雲南共存病院麻酔科
pp.1819-1823
発行日 1986年12月20日
Published Date 1986/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209598
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はじめに
わが国において,農山村地域にみられる特殊な疾病にマムシ咬傷がある.マムシ咬傷の発生は,年間約3,000例といわれている1).雲南共存病院では1977年から1985年までの9年間に,同症患者155例が受診した.大部分は軽症例,中等症例であり治癒したが,2例の死亡に遭遇した.それらの経験により,いささかの知見を得たので,若干の文献的考察を加え報告する.
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