Japanese
English
手術手技
胸筋温存乳房切断術—手術手技および神経温存を中心に
Evaluation of pectoralis muscle preserved mastectomy for breast cancer from the aspects of operative method and nerve preserving technique
西亀 正之
1
,
山根 基
1
,
片岡 健
1
,
久代 淳一
1
,
土肥 雪彦
1
,
江崎 治夫
2
Masayuki NISHIKI
1
1広島大学医学部第2外科
2あかね会土谷病院
pp.1695-1698
発行日 1986年11月20日
Published Date 1986/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209580
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はじめに
診断法の進歩や検診の普及等により乳癌の発見も早期症例が増加している.このようなことから,手術方法も定型的乳房切断術や拡大乳房切断術症例は漸減し,縮小手術の方向に変化しつつある.われわれは非定型乳房切断術をAuchincloss法1)に準じた手術法で大小胸筋温存手術を行つている.また1983年から肋間上腕神経を温存する方法を施行して来た.今回,われわれの行つている胸筋温存手術の手術手技および神経温存法について報告する.
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