Japanese
English
臨床報告
大網網嚢ヘルニアによる小腸閉塞症の2治験例
Two curative cases of intestinal obstruction due to transomental hernia
武川 啓一
1
,
加藤 広行
1
,
長嶋 起久雄
1
,
長町 幸雄
1
,
中村 卓次
1
,
新井 康弘
2
Keiichi MUKAWA
1
1群馬大学医学部第1外科
2新井病院
pp.1437-1440
発行日 1986年9月20日
Published Date 1986/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209534
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はじめに
大網の異常裂孔を経由して臓器が網嚢内に侵入する大網網嚢ヘルニアは非常に稀な疾患である.本邦では熊野1)が1953年に初めて報告して以来現在までに18例が報告されているにすぎない.われわれは最近本疾患の2例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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