Japanese
English
臨床報告
原発性鎖骨下静脈血栓症の1例と本邦報告例の検討
Report of a case and review of Japanese literatures of the primary subclavian venous thrombosis
西山 利弘
1
,
山下 勝之
1
Toshihiro NISHIYAMA
1
,
Katsuyuki YAMASHITA
1
1小野田市立病院外科
pp.1075-1077
発行日 1986年6月20日
Published Date 1986/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209478
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はじめに
原発性鎖骨下静脈血栓症(以下本症と略)とは,特発性あるいは直接間接に鎖骨下あるいは腋窩静脈の外傷に引続いて,同部に血栓を生ずる疾患である1).本邦では,鎌谷らが2),1978年までに報告された10例を集計している.
最近我々は本症の1例を経験し,併せて本邦報告例を蒐集したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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