特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
9.外科的感染症
肺化膿症
藤本 幹夫
1
1大阪市立大学医学部第2外科
pp.870-871
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209420
- 有料閲覧
- 文献概要
□基本事項
1)かつては,肺膿瘍と肺壊疽にわけられていたが,篠井が両者をまとめて肺化膿症と命名して以来,一括して呼ばれるようになった.
2)発生機序から早田はa)気管支性感染,b)血行性感染,c)外傷性感染,d)隣接臓器より波及,e)既存肺疾患に併発,の5つにわけた.このうちa)が最も多い(41.0%).
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.