診断基準とその使い方
肺化膿症
早田 義博
1
,
斎藤 雄二
1
1東京医大第1外科
pp.218-219
発行日 1975年2月10日
Published Date 1975/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205788
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肺化膿症の現況
最近の肺化膿症は成書にあるものと著しく異なってきた.すなわち化学療法により初期に治癒して定型的な形のものは非常に少ない.
減少したもの気管支に細菌を含んだ異物が入り,気管支を閉塞して生じた閉塞性肺炎中の膿瘍.血行性,リンパ行性化膿症.肺結核の空洞,気管支拡張症に合併するものおよび術後肺化膿.
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