特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
3.心・血管系
狭心症
元山 幹雄
1
,
村山 正博
2
1東京慈恵会医科大学第4内科
2関東逓信病院循環器内科
pp.780-781
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209380
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□基本事項
1)手術中に生ずる血圧変動,過度の補液,薬剤の影響などにより心筋酸素需要供給の不均衡が生じやすいので,個々の患者の狭心症重症度を十分に把握しておく.
2)不安定狭心症の手術Riskは高いので緊急手術を除き原則として治療により症状が安定してから手術を行う.
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