講座 腫瘍マーカー—適応と限界・2
肝癌,胆嚢癌
内野 純一
1
,
秦 温信
1
Jun-ichi UCHINO
1
,
Yoshinobu HATA
1
1北海道大学医学部第1外科
pp.799-800
発行日 1985年6月20日
Published Date 1985/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209040
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はじめに
肝癌および胆嚢癌の腫瘍マーカーとしてはoncofetal antigenであるα-fetoprotein(AFP)とcarcinoembryonic antigen(CEA)に代表されるが,その他にも種々のものがある.腫瘍マーカーの臨床的適応として,1)早期診断あるいはscreeningの指標,2)各種治療効果の判定,3)悪性度,進行度ならびに予後の予測,4)radioimmunodetectionのような抗体としての応用などがある.
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