Japanese
English
臨床報告
迷切兼分節胃体部切除術後にみられた残胃初発癌の1例
A case report of remnant stomach cancer after vagotomy combined with segmental gastrectomy
岩下 俊光
1
,
榊原 幸雄
1
Toshimitsu IWASHITA
1
,
Yukio SAKAKIHARA
1
1愛媛県立中央病院消化器外科
pp.1765-1769
発行日 1984年12月20日
Published Date 1984/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208893
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
残胃初発癌について関心が払われているが,迷走神経切離術(以下,迷切と略す)後にみられた症例の報告は少ない.
われわれは,いわゆる高位胃潰瘍に対する選択的迷切+分節胃体部切除+幽門形成術の施行後,8年目に残胃に癌腫の発生をみた1症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.