Japanese
English
臨床報告
尿管瘻を形成したCrohn病再発の1例
A case report of recurrent Crohn's disease with colo-ureteral fistula
永瀬 敏明
1
,
田沢 賢次
1
,
笠木 徳三
1
,
鈴木 康将
1
,
坂本 隆
1
,
櫛渕 統一
1
,
宗像 周二
1
,
麓 耕平
1
,
真保 俊
1
,
田近 貞克
1
,
阿部 要一
1
,
唐木 芳昭
1
,
伊藤 博
1
,
藤巻 雅夫
1
Toshiaki NAGASE
1
1富山医科薬科大学医学部第2外科
pp.1665-1668
発行日 1983年11月20日
Published Date 1983/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208494
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はじめに
Crohn病は,口腔から肛門までの消化管のどの部位にも発生しうる慢性炎症性肉芽腫性疾患で,腹部に瘻孔を形成することはよく知られている.われわれは,初回手術で腸結核の診断のもとに回盲部切除術をうけた後,その回腸結腸吻合部に尿管瘻を形成した極めてまれなCrohn病再発例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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