画像診断 What sign?
Thumbprinting
佐藤 豊
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1聖マリアンナ医科大学放射線科
pp.1173
発行日 1983年8月20日
Published Date 1983/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208408
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腸管壁に指頭大で辺縁平滑な隆起性病変が多発性に存在する場合,単純X線像あるいは消化管造影検査で腸管の辺縁に沿つて指で判を押したような多発性の陰影欠損像を呈し,これは"thumbprinting"appearanceと呼ばれる.虚血性腸炎や感染性大腸炎などの場合のように粘膜下の浮腫あるいは血腫の表現として出現することが多いが,転移性腫瘍,悪性リンパ腫,アミロイドーシスのように粘膜下への浸潤性病変の際にもみられる.
"thumbprinting"appearanceを呈する疾患のリストを表に挙げる.
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