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文献抄録
腸球菌敗血症—臨床的意義と死因
Enterococcal Bocteremia: Clinical Implications and Determinants of Death
棚橋 達一郎
1
,
相川 直樹
1
1慶大外科
pp.219
発行日 1983年2月20日
Published Date 1983/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208239
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Enterocococcus(Streptococcus faecalis)は,臨床上,しばしば分離されるが,その病原性については,疑問視する向きもある.このため,その治療についても,全く無視してよいという意見と,種々の抗生剤の併用を推奨する意見があつた.著者らは,2つの病院の全科の患者のうち過去5年間に,血液培養にてEnterococcusの証明された114例について,臨床的検討を加えた.患者の平均年齢は57歳,男性78例,女性36例で,対象の46%は,手術前後の症例であつた.
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