Japanese
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臨床報告
赤痢アメーバ性大腸炎に合併した多発性肝膿瘍の1治験例—本邦3年間29例の文献的考察
A case of the multiple amebic liver abscess with the amebic colitis
山本 克彦
1
,
深井 泰俊
1
,
白鳥 常男
1
,
荒木 恒治
2
Katsuhiko YAMAMOTO
1
1奈良県立医科大学第1外科
2奈良県立医科大学寄生虫学教室
pp.1719-1723
発行日 1982年11月20日
Published Date 1982/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208182
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はじめに
本邦におけるアメーバ性肝膿瘍は近年比較的稀れな疾患であり,膿瘍の多くは右葉に単発性に占拠するものとされている.今回著者らは肝両葉に多発性に膿瘍を形成した症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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