Japanese
English
臨床報告
胃出血性潰瘍を続発した特発性胆嚢穿孔の1例
A case of spontaneous perforation of the gall bladder followed by hemorrhagic gastric ulcer
小林 進
1
,
小沢 弘侑
1
,
鈴木 昭一
1
,
唐司 則元
1
,
谷田 健郎
2
Susumu KOBAYASHI
1
1沼津市立病院外科
2伊豆逓信病院病理
pp.1931-1935
発行日 1981年12月20日
Published Date 1981/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207859
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はじめに
胆嚢穿孔は,ほとんど,胆石症胆嚢炎を原因として発症し,原因不明の特発性胆嚢穿孔の報告例は非常に少ない.今回,われわれは,結石がなく,細菌も検出されず,さらに,術後9日目に,胃出血性潰瘍を続発した特発性胆嚢穿孔の一例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
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