グラフ Conference
総合画像診断のすすめ方・10
縦隔腫瘍
宗近 宏次
1
,
古瀬 信
1
,
相原 敏則
1
,
福島 鼎
2
,
三沢 吉雄
2
,
大阪 顕通
3
,
松岡 緑郎
3
1自治医科大学放射線科
2自治医科大学胸部外科
3自治医科大学呼吸器内科
pp.1679-1687
発行日 1981年11月20日
Published Date 1981/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207825
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〔症 例〕58歳の男性.既往歴に42歳時,胆嚢切除術.家族歴に特記すべき事項なし.
1979年3月頃より労作時に顔面と頸部のflushingに気付く.同年7月頃より背部痛が加わり,胸部X線で異常陰影を指摘された.同年9月に自治医大病院に紹介され,以後,経過観察されていた.1980年1月頃より,起床時の顔面のむくみ,労作時の顔面,頸部のflushingと前腕の腫脹が増強し,同年4月に入院する.
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