Japanese
English
臨床研究
上腸間膜動脈性十二指腸閉塞症の治療方針—主として術式の考察
Treatment of arteriomesenteric duodenal obstruction, with special reference to its surgical procedure
福田 一典
1
,
登野城 勲
1
,
伊藤 剛
1
,
泉 文治
2
Kazunori FUKUDA
1
1出水市立病院外科
2熊本大学医学部第1外科
pp.1443-1446
発行日 1981年9月20日
Published Date 1981/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207795
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
上腸間膜動脈性十二指腸閉塞症は比較的稀な疾患であるが,近年種々なる診断法の進歩とともにその報告例も増加している.しかし,その病態生理の複雑さゆえに,手術時期,手術術式などについて多くの問題点を有している.最近われわれは本症の手術治験例を経験したので報告し,特にその治療方針,手術術式について若干の文献的考察を加える.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.