Japanese
English
臨床研究
閉塞性動脈疾患に対するカテーテル療法—2,200例の症例をもとに
Percutaneous transluminal angioplasty for peripheral occlusive arterial disease
松原 純一
1
,
Schoop, W.
2
,
Schmidtke, I.
2
,
Cappius, G.
2
,
Roth, F. J.
3
Junichi MATSUBARA
1
1名古屋大学医学部分院外科
2エンゲルスキルヒェンアッゲルタール
3エンゲルスキルヒェンアッゲルタール・クリニークレントゲン科
pp.979-984
発行日 1981年6月20日
Published Date 1981/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207735
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はじめに
1964年Charles Dotter1)により発表された,四肢動脈の動脈硬化による閉塞あるいは狭窄を,バルーンカテーテルを用いて,新内腔形成ないしは内腔拡張を図る方法は,本邦では未だ広くは普及していない2).ヨーロッパでは,西ドイツ,エンゲルスキルヒェンのアツゲルタール・クリニークにおいて1967年開始され3),世界一の症例数を誇つている.本法の適応・技術・早期及び晩期成績・合併症を,アッゲルタール・クリニークでの2,200例の症例をもとに述べる.
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