Japanese
English
臨床研究
Blood-access 100例の臨床的検討とその反省
Clinical consideration and review of the one hundred cases of blood-access
白水 倶弘
1
,
岡 直剛
2
,
江崎 武春
2
,
松本 順二
3
,
中尾 多香昭
3
Tomohiro SHIRAMIZU
1
1東海大学医学部移植学教室1
2佐賀県立病院好生館外科
3佐賀県立病院好生館内科
pp.375-378
発行日 1981年3月20日
Published Date 1981/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207636
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
佐賀県立病院好生館において,1974年に血液透析療法が導入されて以来,1974年7月31日より1980年1月31日までの5年6ヵ月間に,blood-accessを作製した症例は100例である.
これを目的別にみると,いわゆる通常の血液透析のためのblood-accessのほかに,5例に対して経静脈栄養用に作製した5回の内シャント術を含む.以下100症例を,その使用目的別に分類し,とくに慢性腎不全症例の内シャントを中心に,その開存率ならびに合併症について検討を加え,さらに若干の反省を行なうと共に,合併症に対しておこなつた私どもの対策についてのべる.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.