Japanese
English
特集 RI診断の進歩
腎・副腎疾患の診断
Diagnosis of renal and adrenal diseases
山崎 統四郎
1
,
日下部 きよ子
2
,
牧 正子
2
,
奈良 成子
2
,
徳安 良紀
2
,
山田 隆之
2
,
原沢 有美
2
Tōshsrō YAMASAKI
1
1放射線医学総合研究所臨床研究部
2東京女子医科大学放射線医学教室
pp.45-51
発行日 1981年1月20日
Published Date 1981/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207587
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
腎と副腎疾患のRI検査としては,ホルモン定量に代表されるIn vitro検査とイメージングに代表されるIn vivo検査に大別されるが,本項ではイメージングを中心にその進歩について述べる.
RIによるイメージングはシンチグラフィとよばれ,従来形態診断法の一つとして考えられていたが,これはむしろ局所の機態を反映したイメージである.またイメージングに際して,特定の放射性医薬品の臓器への摂取率の測定を行なつたり,経時的且つ連続的にイメージを撮り,同時にコンピュータなどで臓器局所の時間放射能曲線を作製して,その動態の診断をすることもできる.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.