Practical Postgraduate Seminar・24
外科外来における処置と小手術のポイント—その1
池永 達雄
1
,
樋上 駿
1
,
沢田 寿仁
1
1虎の門病院消化器外科
pp.1861-1866
発行日 1979年12月20日
Published Date 1979/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207338
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はじめに
外来通院で小手術の適応となる疾患は,体表面またはその直下におきた外傷性,炎症性または腫瘍性病変であることが多く,なかには現在では皮膚科,整形外科,形成外科領域に属する疾患と考えられるものも少なくないが,それぞれの医療施設での各科の役割分担についての慣習なり,患者の側の既成概念によつて,専門分野が分化している現在でも,外科外来で行なわれる小手術は,はなはだ多方面にわたり,これらの疾患を正しく処置するには,広い範囲の正確な知識が要求される.
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