座談会
Elemental Dietの実際
加固 紀夫
1
,
大熊 利忠
2
,
谷村 弘
3
,
遠藤 昌夫
4
,
小越 章平
5
1弘前大第1外科
2熊本大第1外科
3京大第2外科
4慶応大外科
5千葉大第2外科
pp.494-508
発行日 1979年4月20日
Published Date 1979/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207144
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邦語では成分栄養と訳されているElemental Diet(ED)の歴史は比較的新しい.1977年に成分栄養研究会が発足以来,第三の栄養法として急速にその研究と普及の度合いが増している.
元来の宇宙食から病態栄養法への応用への過程を着実に進むEDはIVHとならんで栄養状態の改善を要する患者にとって大きな福音となることは他言をまたない.国内での製品開発も漸く軌道にのりつつあり,各施設から陸続として有効治験例が発表されている.今回の座談会はEDに早くから着目,独自な研究を進められてきた先生方にお集りいただき,臨床医のためのpracticalなお話を開陳していただいた.
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