座談会
胆道鏡のすべて—その歴史,適応と実際,そして将来
中村 光司
1
,
安藤 博
2
,
新井 健之
3
,
山川 達郎
4
,
相馬 智
5
1東女医大消化器病センター
2慈恵医大第三分院外科
3市立川崎病院外科
4帝京大第一外科
5杏林大第一外科
pp.868-884
発行日 1978年6月20日
Published Date 1978/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206973
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内視鏡が有用な診断武器から治療面での先鋭的な武器へ移行しつつある事実はそう古いことではない.その意味で本座談会の司会を担われた相馬智氏らによる第20回日本消化器内視鏡学会でのR.T.ディスカッション"治療内視鏡学"は—logyとしての確立を斯界に宣言したものといえよう.本座談会は胆道鏡の有用性を日常臨床にScopeを駆使されている先生方によつて浮き彫りにしていただいたのと同時に,論文には尽くせぬ,手術場での生の声をvividな形でお話しいただいた,相馬先生には読者にかわつてその手技の実際を微に入り細に亘つてお聞きいただいた.明日からの臨床にお役に立てば幸甚である.
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