Japanese
English
特集 最近の手術材料と器具
Cryosurgeryの器具
Apparatus of cryosurgery
蔵本 新太郎
1
,
浦田 隆弘
1
,
西谷 亮一郎
1
,
藪田 宗彦
1
,
渕之 上弘道
1
,
森 克彦
1
Shintaro KURAMOTO
1
1東邦大学医学部第1外科
pp.61-69
発行日 1978年1月20日
Published Date 1978/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206877
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はじめに
Cryosurgeryという言葉も耳新しくは感じられなくなつてきました.Cooperが1960年に凍結装置を開発して以来,凍結療法が急速に普及してきました.その間にあつて凍結器具も種々の改良がすすめられたのですが,現在使用されているものは1970年頃からは基本構造的には大同小異の状態であり,改良,開発という点からすれば,ほぼ一段落といつた現状であろうかと思います.
さて私に課せられた主題はcryosurgeryの器具ということにありますが,多少の差障りがあるかもしれませんが,凍結研究会での話し合いや,私自身の経験をもとに,現在市販されている器具について率直にその長短について申し述べてみたいと思います.皆様のご批判と共に何らかのお役に立てばと存ずる次第です.
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