Japanese
English
特集 肺癌—新しい診療のポイント
私の肺癌手術—いつも心がけていること
Our operation for lung cancer; my procedure
末舛 恵一
1
Kei-ichi SUEMASU
1
1国立がんセンター外科
pp.1235-1240
発行日 1977年10月20日
Published Date 1977/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206820
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肺癌手術時に心掛けている諸点
1.皮膚切開
体位は,純側臥位.そのために,胸部を側臥に保持するための可動性の側板をもつた手術台を用いている(図1.2).
皮切,開胸は標準開胸術に準ずるが,とくに前方は,中鎖骨線にいたる程に長く切る(図3).肺門を前方から処理する場合,肺静脈,肺動脈のあるもの,および心膜内操作において,手術操作が安全容易となる.
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