Japanese
English
臨床報告
若年者乳癌の1例並びに本邦報告例の検討
A case of breast cancer of a young woman and the statistical consideration through Japanese reference
鈴木 定雄
1
,
伊勢 重男
1
,
土屋 敦雄
1
,
古川 良弥
1
,
渡辺 英雄
1
,
渡辺 岩雄
1
Sadao SUZUKI
1
1福島県立医科大学第2外科
pp.1191-1194
発行日 1977年9月20日
Published Date 1977/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206814
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はじめに
若年者乳癌は比較的稀な疾患とされ,従来30歳未満の若年者乳癌についての総括的検討はみられるが,20歳未満については少なく,その予後,特徴などに関して一致した見解は未だ確立していないのが現状のようである.
今回,われわれは19歳,未婚女性の非浸潤癌(TIS)を経験し,20歳未満乳癌の本邦報告例と合わせて検討した結果,臨床的に2,3の特異点をみたので報告する.
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