Japanese
English
臨床報告
十二指腸Carcinoid—胃潰瘍・早期胃癌合併例
A case of duodenal carcinoid with ulcer and early cancer of the stomach
猪口 嚞三
1
,
福嶋 博愛
1
,
小深田 盛一
1
,
猪狩 民生
2
,
溝口 実
3
,
国崎 忠彦
4
Tetsuzo INOGUCHI
1
1久留米大学医学部第1外科
2久留米大学医学部第1病理
3社会保険久留米第1病院外科
4久留米大学医学部第2内科
pp.1185-1189
発行日 1977年9月20日
Published Date 1977/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206813
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はじめに
十二指腸carcinoidは本邦では小原ら1)の報告を最初とし,消化管carcinoidの中でも比較的頻度の低いものとされている25).
私共は最近,胃潰瘍,早期胃癌に合併した十二指腸carcinoidの1例を経験したのでその概要を報告すると共に本邦報告例を集計し2,3の考察を加えてみた.
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