Japanese
English
特集 人工肛門のAfter Care
ストーマクラブと専門外来の現状
The present condition of stoma-club in Japan
鈴木 義雄
1
,
大谷 忠久
2
Yoshio SUZUKI
1
,
Tadahisa OHGAI
2
1健康保険川崎中央病院外科
2東邦大学医学部第1外科
pp.57-62
発行日 1977年1月20日
Published Date 1977/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206659
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はじめに
わが国の人工肛門保有者は年々増加の傾向にあることが統計上明らかであり,最近医学会においても人工肛門に対する関心が高まり,この領域の手術法,術後のリハビリテーション,器具の改良にまで議題がとりあげられるようになつた.また看護サイドの関心も高まり種々の報告が散見される.
しかしながら諸外国と比較すると,アフターケアーについてはいまだ十分とはいえない.アメリカでは,ストーマ全般に関するトレーニングを終了したストーマ療士がおり,術後ストーマに関するあらゆる相談にのつてくれ,アフターケアーは特に発達している.
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