Japanese
English
臨床報告
指趾に著明な壊死をきたしたRaynaud症候群
The Raynaud syndromes with marked necrosis of fingers and toes
岡田 昭紀
1
,
松本 興治
1
,
福田 甚三
1
,
富田 良照
1
,
宮本 亮一
1
,
村瀬 恭一
1
,
広瀬 光男
1
,
稲田 潔
1
Akinori OKADA
1
1岐阜大学医学部第1外科
pp.1241-1246
発行日 1976年9月20日
Published Date 1976/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206594
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はじめに
1969年1月より1975年6月までに教室で経験したRaynaud病,およびRaynaud症候群は51例(男11例,女40例,平均年齢33.8歳)であるが,うち5例では指趾に著明な壊死性変化がみられた.一般にRayn-aud病はもちろん,二次的Raynaud症候群でも指趾に著明な壊死をみることは比較的少ない.これらについて膠原病との関連を中心に若干の検討を加え報告する.
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