座談会
胃癌の化学療法—基礎と臨床の立場から
木村 正
1
,
中島 聡総
2
,
古江 尚
3
,
下山 正徳
4
,
塚越 茂
5
,
伊藤 一二
6
1国立病院医療センター外科
2癌研外科
3癌研内科
4国立がんセンター内科
5癌研化学療法センター
6都立駒込病院
pp.1174-1187
発行日 1976年9月20日
Published Date 1976/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206584
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癌の化学療法は,手術,放射線に次ぐ第3の療法として,大きな関心と期待が寄せられています.しかし現実は,抗癌剤の副作用及びその投与法,あるいは他の療法との組合わせに伴う問題等,一般のそうした期待に応えるまでに未だ困難な道程が残されているようです.
そこで今回,最もpopularで且つ最も難しいと言われる胃癌の化学療法をとりあげ,この方面で長年に亘り努力されている先生方にお集りいただき,外科,内科,基礎それぞれの立場から,現状における具体的な問題点,更に将来への展望まで,忌憚のないご意見を聞かせていただきました.
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