Japanese
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手術の周辺
消化管吻合における縫合材料の検討—PGAとCatgutとの比較を中心に
An evaluation of surgical suture materials on alimentary tract anastomosis; especially a comparison of polyglycohc acid suture (PGA) and catgut
八板 朗
1
,
杉町 圭蔵
1
,
嶺 博之
1
,
奥平 恭之
1
,
中村 輝久
1
,
井口 潔
1
Akira YAITA
1
1九州大学医学部第2外科
pp.629-633
発行日 1976年5月20日
Published Date 1976/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206506
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はじめに
近年,消化管吻合法については再検討されているが,縫合材料についての研究は比較的少ないようである.今回,新らしい吸収性縫合糸PGA(polyglycolic acidsuture)の登場を機会に,われわれの日常よく使用している絹糸,ナイロンといつた非吸収性縫合糸と吸収性縫合糸としてのplain catgut,chromic catgutとこのPGAの計5種類について,(1)組織内埋没抗張力の経時的変化,(2)胃液および胆汁中での抗張力の経時的変化,および(3)消化管吻合時の組織反応,などについて実験的検討を加え,若干の知見を得たので報告する.
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