対談
ハリ麻酔—その背景と展望
許 瑞光
1,2
,
神山 守人
3
1東京逓信病院脳神経外科
2昭和大学耳鼻科
3杏林大・麻酔科
pp.61-72
発行日 1976年1月20日
Published Date 1976/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206420
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本誌 ハリ麻酔は,現在,一時の爆発的なブームの後,「東洋医学の神秘」といつた,いわばジャーナリスティックな側面を離れて,昨春の医学会総会シンポジウムにみられるように,まじめな研究課題あるいは臨床技術として,その位置を占め,広く認められるようになつたと思われます.
今回教育講座として連載を開始するにあたり,その導入部的な意味で,ご執筆をお願いした両先生に,ハリ麻酔に関する先生方ご自身の基本的な考え方や姿勢から,将来の夢といつたものまで,いわば"ハリ麻酔余話"といつた形で,ざつくばらんにお話しいただきたいと思います.最初に,先生方のハリ麻酔との出会いについてうかがつてゆきましようか.許先生からどうぞ.
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