Japanese
English
臨床報告
外傷性振顫に対する定位脳手術の経験
Two cases of trauma-induced tremor treated by stereotaxic subvim thalamotomy
大久保 忠男
1
,
郭 隆璫
1
Tadao OHKUBO
1
,
Ryungchan KWAK
1
1東北大学医学部付属脳疾患研究施設脳神経外科
pp.1359-1362
発行日 1975年10月20日
Published Date 1975/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206368
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はじめに
頭部外傷後に四肢に振顫を来す現象は,日常われわれのしばしば経験するところである.しかしながら,これらの疾患に対する報告,研究は現在までのところ多くはない.われわれは頭部外傷後に四肢に振顫を来した2症例に対してstereotaxic thalamotomyを行ない, 1例は著効を得,1例は軽度の改善をみた.ここにこれらの症例について報告し,合わせて若干の考察を加える.
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