Japanese
English
臨床報告
消化管カルチノイドの2例—直腸ならびに早期胃癌と溶血性貧血を伴つた十二指腸カルチノイド
Two cases of intestinal carcinoid tumor:the rectum and the duodenum with early gastric carcinoma and hemolytic anemia
太田 陽一
1
,
富川 正樹
1
,
泊 康男
2
,
瀬尾 廸夫
2
,
万見 新太郎
2
,
高田 孝
2
,
北川 正信
3
,
村田 敏夫
4
Yoichi OHTA
1
1公立学校共済組合北陸中央病院外科
2公立学校共済組合北陸中央病院内科
3金沢大学医学部第1病理
4村田医院
pp.913-918
発行日 1975年7月20日
Published Date 1975/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206296
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はじめに
カルチノイドはfunctioning tumorとして関心を惹くようになり,カルチノイド症候群にみられる多彩な症状と種々の合併症を伴うことが多い.われわれは早期胃癌と溶血性貧血を伴つた十二指腸カルチノイドと悪性直腸カルチノイドの各1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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