Japanese
English
臨床研究
北多摩地区破傷風の統計的観察
A statistic study of tetanus cases in the Kitatama region
高橋 勝三
1
,
黒田 孝井
1
,
里見 昭
1
Katsumi TAKAHASHI
1
1武蔵野赤十字病院外科
pp.1345-1347
発行日 1974年11月20日
Published Date 1974/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206145
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はじめに
1972年版厚生白書13)によると破傷風はまだ十分に制圧されたとはいえない伝染病のグループに属しており,第1表に示すごとく最多発年の1959年に比べれば約1/10に減少したが,なおその死亡率は高い.7年前著者が当院に赴任した頃続いて3例の小児破傷風を経験して驚いたが10),最近はほとんどみなくなつた.北多摩領域としては如何なものであろうかと考えたのが本研究の緒であるが,幸に城西外科研究会の会員,当該保健所のご協力をえていささかの知見をえたので報告する.
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