Japanese
English
特集 痔核と痔瘻の外科
痔核治療のポイント
ホワイトヘッド手術の現代における位置
Position with present day of Whitehead method
中村 智
1
,
石谷 直昌
1
,
大城 隆
1
,
原 乙郎
1
,
仲地 徹
1
,
林 宏一
1
,
関 弘明
1
Satoru NAKAMURA
1
1東京医科大学外科
pp.851-856
発行日 1974年7月20日
Published Date 1974/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206070
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はじめに
痔核に対する手術療法は各種の原法および改良法があり,それぞれ一長一短があるが,1882年Whiteheadが痔核の根治手術法を発表して以来,多くの外科医が本法を行なつてきた.しかしながら本法による後遺症の報告が多く,手術手技が比較的むずかしいので最近では本法に対する批判がすこぶる多く,あまり行なわれなくなつた.
われわれはこれらの欠点をできるだけ除外すべく,技術的な改善を加えて古くより本法を行なつているので,われわれの手術方式を紹介し,術後の愁訴を中心に本法の価値について述べてみる.
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