Japanese
English
論説
食道癌手術における食道切開の必要性と手技
The role of esophagotomy in the surgical treatment of esophageal cancer
秋山 洋
1
,
檜山 護
1
,
木暮 喬
2
,
板井 悠二
2
Hiroshi AKIYAMA
1
1虎の門病院消化器外科
2東大放射線科
pp.1737-1740
発行日 1973年12月20日
Published Date 1973/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205941
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
食道癌切除に限らず,癌の外科的切除にあたつて,切除断端に癌遺残をさけるべきことは,根治をめざす以上,局所治療としてはまず最低限の必要条件であろう.
とくに食道癌については後述のように手術手技上の問題,標本上の特性の問題,術前照射後の腫瘍触診の困難性の問題などのため,切除にあたつて断端癌遺残のないよう注意することはとくに重要である.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.