クリニカル・カンファレンス
急性膵炎をどうするか
石井 兼央
1
,
羽生 富士夫
2
,
若林 利重
3
,
黒田 慧
4
,
上垣 恵二
5
1国立がんセンター内科
2東女医大消化器病センター
3東京警察病院外科
4東大第1外科
5都立広尾病院外科
pp.1554-1567
発行日 1973年11月20日
Published Date 1973/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205920
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
上垣(司会) 本日はお集まりどうもありがとうございました.「急性膵炎をどうするか」というクリニカル・カンファレンスですが,お集まり願いました先生方は自分のライフワークとして膵疾患を手がけておられる専門家中の専門家でございます.この専門家の方に,お手元に配りました症例を題材にして,急性膵炎の一般的な考え方,診断,治療の仕方,そういうものをお話し願うのが目的でございます.
外科ということですから,治療が第1の主眼になることは当然ですが,急性膵炎では診断という面にも非常に大きな問題が含まれております.したがつて,内科の石井先生にもご足労願つた次第でございます.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.