Japanese
English
論説
原発性胃肉腫について
About the primary stomach sarcom
花田 弘義
1
,
赤岩 正男
1
,
斉藤 敏比古
1
,
成田 征四郎
1
,
藤瀬 嘉則
1
,
藤岡 康彦
1
,
笠原 卓
1
,
山口 芳
1
,
小島 伸彦
1
,
中山 和道
1
,
工藤 殷弘
2
Hiroyoshi HANADA
1
1久留米大学医学部第2外科
2久留米大学医学部第1病理
pp.1153-1161
発行日 1972年8月20日
Published Date 1972/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205663
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緒言
胃に原発する悪性腫瘍の大部分は癌腫で,非上皮性腫瘍である肉腫に遭遇する場合は稀である.そのため臨床診断は困難であり,大部分は手術を行なつて摘出される標本の組織学的所見,または剖検にて診断されている.
われわれは最近興味ある原発性胃肉腫2例を経験したので報告し,あわせて教室にて経験せる症例を加えて文献的考察を試みたい.
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