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特集 今日の外傷—外傷患者の初診と初療
Ⅴ.腹部外傷
最近の興味ある腹部外傷症例
特異なる経過をたどつた胃穿孔を伴える外傷性横隔膜ヘルニヤの1例
A case of the traumatic diaphragmatic hernia with gastric perforation showing unusual course
西島 洋司
1
,
菅谷 彪
1
,
梅津 武美
1
,
渡辺 登志男
1
,
渋谷 一誠
1
Yoji NISHIJIMA
1
1平鹿総合病院外科
pp.1311-1314
発行日 1971年8月20日
Published Date 1971/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205425
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緒言
われわれは外傷直後に肋骨骨折を認めたのみで経過しながら,第12病日の高圧浣腸施行時の腹圧上昇を契機として急激な全身症状の悪化をもたらした胃穿孔を伴える外傷性横隔膜ヘルニヤの1症例を経験したので報告する.
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