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グラフ解説
交通災害腹部外傷—Ⅰ.その特殊性と開腹要否診断
Trauma to the abdomen caused by traffic accidents
須藤 政彦
1
,
伊藤 隆雄
1
,
今村 洋二
1
,
礒 良輔
1
,
原科 孝雄
1
Masahiko SUDO
1
1済生会神奈川県病院 神奈川県交通救急センター外科
pp.17-22
発行日 1971年1月20日
Published Date 1971/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205284
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交通災害死亡者数は年ごとに増加の一途をたどつている.そしてそれに何10倍かする負傷者数も逐年増加しつつあるわけである.腹部外傷は諸統計によると全外傷の1〜4%を占めるに過ぎないとはいえ,救急病院における交通災害腹部外傷の取扱い数は次第に増加し,関係学会での腹部外傷の演題も年々その数を増しつつある.このような現況にあつて,交通救急を標榜するわれわれの病院における腹部外傷の概略を述べることも無意義ではないと考える.
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