Japanese
English
特集 腸瘻の問題点
外腸瘻の病理と生理
Pathology and pathophysiology of the intestinal fistula
葛西 森夫
1
,
鈴木 宏志
1
,
渡辺 公男
1
,
大橋 映介
1
Morio KASAI
1
1東北大学医学部葛西外科
pp.1521-1524
発行日 1969年11月20日
Published Date 1969/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204977
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はじめに
外腸瘻患者の死亡率は輸液,栄養,化学療法の発達により以前に比らべれば低くなつているが,多くの危険な合併症を来しやすいことは変わりない.
とくに最近は腸管の感染症に由来する外腸瘻が少なくなつており,手術合併症としてできたものが多くなつているので,管理の誤まちによつて外腸瘻患者を失なうようなことがあつてはならない.
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