Japanese
English
特集 人工臓器への歩み
人工関節
Total replacement of the joints by prosthesis
山本 龍二
1,2
Ryûji YAMAMOTO
1,2
1東急病院整形外科
2慈恵医大整形外科
pp.53-59
発行日 1969年1月20日
Published Date 1969/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204776
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はじめに
関節形成術はすでに1900年の初頭に発達の緒口をみせているが,ことに1918年にBaerが豚膀胱膜をクロームメッキしてBaer膜をつくり,1920年にPutty,1921年にCampbellが生筋膜を中間挿入膜に応用して以来,近代的関節形成術が始まると言つてもよい.
この吸収性の中間挿入膜を使用する関節形成術は,その後,日本においてもJK膜・OMS膜などの開発にともない次第に発達して今日にいたつている.
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