Japanese
English
特集 癌外科の進歩—現状と将来
後腹膜腫瘍
Primary retroperitoneal tumors
庄司 佑
1
,
山手 昇
1
,
中山 良有
1
,
中条 能正
1
SHÔJI Tasuku
1
1日本医科大学斉藤外科
pp.1911-1914
発行日 1968年12月20日
Published Date 1968/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204755
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
後腹膜腫瘍とは解剖学上の後腹膜腔に発生する腫瘍の中から膵,腎,副腎,尿管,十二指腸など臓器形態をとるものより生じたものを除いた残りを呼ぶのが通例である.
後腹膜腔とは上は横隔膜,後方は脊椎と腰方形筋群,前方は腹膜腔で限られているが,下方は小骨盤腔まで含める広い範囲をとるのが便利である.
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.