Japanese
English
症例
Eledoisinの臨床使用
Clinical evaluation of Eledoisin.
神谷 喜作
1
,
飯野 三郎
1
,
内木 研一
1
,
仁瓶 正教
1
,
林 春男
1
,
日比 行雄
1
Kisaku KAMIYA
1
1名古屋大学医学部第1外科教室
pp.275-279
発行日 1968年2月20日
Published Date 1968/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204528
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はじめに
近年,血管外科の進歩とともに,その薬物療法の併用も高く評価されるようになってきた.1961年以降,Eledoisinは,医学および生物学的領域で広く研究が進められて注目をあっめるようになつてきた.
本剤は,Erspamer1)によりはじめて1949年にたこの一種であるEledone Maschataの唾液腺から分離抽出され,1961年にErspamerとAnastasisによつて,それが11個のアミノ酸よりなるPolipeptideの一種であることが確認された.さらに翌年にはBoissonarasとSandri14)がその合成に成功して以来臨床面にも応用されることが可能になりつつある.
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