外国雑誌より
Selective Vagotomy
坂本 啓介
1
1東京大学医学部第2外科
pp.247
発行日 1966年2月20日
Published Date 1966/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203901
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1943年Dragstedtに始まつた胃十二指腸潰瘍の外科的治療法としてのvagotomyは,特に米国において,胃切除に代る十二指腸潰瘍の手術法として広く用いられ,かなりの成績をおさめている.しかしこの方法は,術後の下痢,胃部不快感,腹部膨満などのいやな副作用があるため,わが国では現在ごく一部で用いられるに過ぎない.
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