アンケート
痔核—何回も治療をうけ附近の硬化を伴い,あらたに炎症し出血してきた場合
坂本 光生
1
,
三輪 徳定
2
1東京厚生年金病院外科
2三輪病院
pp.242-244
発行日 1965年2月20日
Published Date 1965/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203544
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
表題のごとき病態の発現は非観血的療法,すなわち度々の注射療法,結紮療法,あるいは姑息的不確実な観血療法の結果,組織の硬化狭窄,あるいは不正な瘢痕攣縮等による粘膜の脱出,また直腸静脈叢の血行障害の発生,それに加えて機械的あるいは炎症性刺激により,表題のごとき病態の発生を見るに至つたものと思われる.
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.